春になると白樺は、芽吹くために雪解け水をぐんぐん吸い上げます。

白樺の中を流れる生命の水、それが樹液です。

豊かな森の恵みを吸い上げ、枝先のすみずみまで送ります。

これは早春の1ヶ月だけ採取できる、大変貴重なものです。

ほんのり甘味のある樹液水は、そのまま飲むことができます。

樹液採取は、一本の木に一個の穴を開けて行われます。

採取後は木片で穴を埋め、木の成長に支障のないよう配慮されています。

これは、古くから北欧、ロシア、アイヌの人々は

白樺樹液を愛飲する習慣がありました。

森の看護婦　とも呼ばれる白樺の樹液は、

腎臓や肝臓の毒素を排除する効果、

便秘・利尿作用によく効くと言われています。

美肌効果

白樺樹液は4種類のアミノ酸を含み、
美肌効果に優れるとされます。

イソロイシン
　不足すると皮膚炎症などを引き起こす、と言われています。（肌の健康に重要）

バリン
　肌の張りを保つコラーゲン同士を結び付け、

コラーゲンの線維を支える役割を持つ「エラスチン」を構成する、と言われています。

グルタミン酸
　肌の美しさに働きかける天然保湿成分、と言われています。

スレオニン
　肌の水分が逃げないように保持する、と言われています。

飲む美容液

白樺樹液は飲む美容液と表現されるように、
身体機能の向上に必要な多くの有効成分を含んでいます。
亜鉛、クロム、マグネシウム、カリウム、鉄、銅、ケイ素といった
ミネラルや微量栄養素、ビタミンが豊富に含まれているので、
身体に不足しがちなミネラルをバランスよく補ってくれます。

樹液には抗酸化物質も含まれており、

有効成分の働きによって、身体の細胞の再生促進が

期待されます。